プラスチック・マイクロビーズに代わるのは「パミス」です

スチールベルトのディムコ、海外部の並木です。

ディムコでは、非結晶性シリカ『 パミス』を輸入して、日本およびアジアのユーザにご利用いただいています。

最近、『プラスチック・マイクロビーズ使用自粛』のニュースが頻繁に報道され、社会問題になってきました。このマイクロビーズとは、肌の古くなった角質を除去するスクラブ洗顔剤や歯磨き粉等に含まれている微細なプラスチック粒子です。今年2月から、欧米の化粧品メーカーが、相次いでこのプラスチック粒子の自主規制を発表しました。

何故自主規制を行うのか?

洗顔剤や歯磨き粉等で使用されたマイクロビーズは下水管を通り、河川や海洋に流れて蓄積されます。
実は、こうしたプラスチック粒子は毒素や重金属などの有害物質や汚染物質を蓄積する性質があります。それを魚などが誤食し、体内に蓄積します。その魚を人間が食べることで食物連鎖により人体に悪影響を与えることから、世界で販売禁止の流れになっています。

この粒子を日本のメーカーも使用しています。
そこで、プラスチック・マイクロビーズに代替できる『 パミス』は、二酸化ケイ素を主成分とする100%天然材料で、洗顔剤や歯科治療の研磨剤として使用されてきました。直径は最小で2~3ミクロンです。軽い粉なのでこのままでは飛散しますが、万が一吸い込んだとしても非結晶性のため、人体に被害を及ぼしません。

マイクロビーズに代わるのは、非結晶性シリカの『パミス』です。微細粒子の充填剤として、『パミス』を是非ご検討ください。


マイクロビーズに代わるパミス

ブログアーカイブ

ブログカテゴリー