スチールベルトとは (3) ベルトの種類その(2)



—ディムコのスチールベルトブログ—


スチールベルトのディムコ、営業の太田です。
前回に続き、今回もスチールベルトの種類をお話し致します。

(1)溶接ベルトタイプのスチールベルトとは
 スチールベルトの用途は大きく分けて、動力伝動(伝達)用、搬送用に区分できることは前回お話ししました。
 今回の溶接ベルトタイプの用途は主に搬送用です。
   
 搬送用ベルトではゴム・樹脂などがありますが、用途により一長一短があります。
 スチールベルトとは金属のベルトのことで、ステンレスが主な素材で錆びにくい材料です。
 金属が持っている特性を利用することで、ゴム・樹脂ベルトでは難しく、あるいは不可能な用途に使用されます。
 例えば、高温で使用する雰囲気。ゴム・樹脂では焼けてしまいます。
 真空の中。ゴム・樹脂ではアウトガス(有機材料から放出されるガス)が発生し、高真空になりにくく、ガスが悪さをします。
 その他、食品の直載せ搬送、ベルト上での停留、エンドレス部の段差を解決したい場合など。
  

 ▲溶接タイプのベルト            ▲加熱コンベヤ

(2)溶接ベルトタイプの製法
  溶接ベルトタイプのスチールベルトは次の図のように製造されます。



  (1)広い幅の高張力ステンレスばね鋼帯を目的の幅にスリット(裁断)します。
  (2)裁断したベルトを目的の長さに切断し、両端部を突き合せてエンドレスにします。
  この時使用する溶接はティグ溶接プラズマ溶接レーザ溶接などです。
下の写真はスチールベルトを表裏から溶接した断面です。ダイヤ形の黒点は溶接部の硬度を測った跡です。


▲スチールベルトの溶接断面 (上下の縞模様が溶接で溶けた跡です)

ほんの一例ですが、このように弊社では様々な溶接条件で溶接部の強度、硬さなどを計測しています。
そして、お客様に信頼される品質で納入させて頂いています。

次回の『スチールベルトとは』シリーズは『(2)溶接ベルトタイプのスチールベルトとは』について、設計上のアドバイスです。
過去のスチールベルトとは (1) ベルトについてスチールベルトとは (2) ベルトの種類その(1)もご覧ください。

今後もスチールベルトのディムコを宜しくお願い致します。

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