鏡面スリーブ（キャスティングベルト）

特徴

• SUS304において表面粗さ
  Rz（最大高さ）30ナノ相当を実現
  Ra（平均粗さ）10ナノ相当を実現
• 弊社独自加工の薄肉ステンレス圧延スリーブ（シームレススリーブ）及び溶接ベルトに鏡面研磨加工を施すことが可能です。
• 表面に鏡面研磨加工をしたシームレススリーブは、フィルム・シートへその鏡面部を転写させることもでき、高透明、且つ、両面平滑性のある成形が可能です。
• 溶接したベルトの溶接部を研磨することで溶接部段差を軽減することが可能です。
• 円筒状のシームレススリーブだけではなく、板材にも超精密鏡面研磨加工をすることも可能です。
• 従来のミクロンレベルからナノレベルの研磨加工まで対応可能です。

用途

• 光学フィルム・機能フィルム成形ベルト
• ナノインプリント、微細パターンニング成形ベルト金型
• キャスティングベルト
• 薄膜フィルム表面成形用

鏡面スリーブ　研磨加工部　粗さ測定データ

◀画像をクリックすると鏡面スリーブの表面粗さ測定データが別ウィンドウで表示されます。

溶接スリーブ　溶接線研磨加工　段差測定データ

• 溶接スリーブの溶接部段差も溶接部を鏡面研磨加工を施すことにより下部データのように5μｍ以下に抑えることが可能です。

溶接スリーブ　溶接段差　測定位置

溶接スリーブ　溶接段差研磨前　測定データ

溶接スリーブ　溶接段差研磨後　測定データ

スリーブ鏡面加工前（ブラスト加工）、鏡面加工後比較

• ディムコのシームレススリーブは表面を下写真のようにブラスト面（マット粗面）にすることも、鏡面にすることも可能です。
• 向かって左側がブラスト加工（鏡面加工前）を施したディムコ製シームレススリーブです。
• 向かって右側がナノ鏡面加工を施したディムコ製シームレススリーブです。

鏡面加工前（ブラスト加工）、鏡面加工後スリーブ表面比較写真例