ステンレススチールベルト・ベルトコンベヤのディムコ、営業部の成瀬です。
今回は合体ベルトの試作第二弾!シリコーンゴム+ステンレスの重ね合わせ技エンドレスを試作しました。
外周:シリコーンゴム+内周:ステンレススチールベルト
第一弾はこちら↓
ウレタンスポンジ+ステンレスの重ね合わせ技エンドレスベルトの試作
第一弾のウレタンスポンジの感触を言葉で表すと『ふわふわ』で合体の狙いは『クッション性』でしたが、第二弾のシリコーンゴム合体の感触を表すとすれば『ぺたぺた』で合体の狙いは『グリップ性』です。
早速、通常のスチールベルトとシリコーンゴムコーティングステンレスベルトのグリップ性を確認・比較してみましょう。
その1:スチールベルトで22度傾斜のグリップ性
通常のスチールベルトでは勢いよく滑っていきました。
ステンレスでできているスチールベルトは摩擦が少なく、つなぎ目の段差もありませんのでベルトコンベヤでのアキュムレート(停留搬送)等では抜群の性能を発揮します。
その2:シリコーンゴム付きで22度傾斜のグリップ性
シリコーンゴムをコーティングしたスチールベルトでは滑ることなくピタッ!!と止まりましたので、十分なグリップ性が発揮されていることが確認できました。
使い方次第でシリコーンゴムが剥がれたりするかもしれませんが、内周がステンレスならベルトが伸びたり穴が開いたりといった状況の対策にはなるかもしれませんね。
レギュラーコンベヤでの検証の様子は動画にしてありますので、お時間のある方やご興味のある方はそちらをご覧ください。
シリコーンコーティングスチールベルトの傾斜搬送テスト
あるか第三弾!?乞うご期待。
今後とも、ステンレススチールベルト・ベルトコンベヤのディムコをよろしくお願いします。