ディムコの低慣性ロール

スチールベルトのディムコ 研究部 向坂です。
天高く馬肥ゆる季節となりました。皆様、爽やかな秋風を楽しむ日々をお過ごしのことと思います。

風にちなみ、今回も『ディムコの低慣性ロール』のお話です。
低慣性ロールは回転体に薄肉ニッケル電鋳スリーブを用い、この回転体を空気浮上させる構造で機械的回転抵抗損失を極小に抑えています。

低慣性ロールの構造
低慣性ロールの構造


回転抵抗の大きさを示す物理量を慣性モーメントと呼びますが、同じサイズの玉軸受による円筒構造と比較して、理論的に50分の1程度に小さくすることが可能です。下の動画は1円硬貨(1g)と100円硬貨(4.8g)の重さを利用して回転のスムーズさを実験したものです。ご覧ください。



ディムコの低慣性ロールと玉軸受けロールの回転比較実験

          
ディムコの低慣性ローラは、エア浮上しているため、1円玉の重さでも回転する非常に抵抗の少ないローラです。
ご興味のある方はぜひともお問い合わせ下さい。

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