ディムコの超薄型フリクションパッド(2)

こんにちは、スチールベルトのディムコ・営業部の永谷です。

 今回は、以前私が掲載した「ディムコの超薄型フリクションパッド(1)」に関して、再度ご紹介致します。

 フリクションパッドは、金属表面の摩擦力を上げる表面処理ですが、薄板への処理も可能です。下の写真をご覧下さい。厚さ0.1mmの基材に片面0.05mmずつ両面処理を施し、総厚0.2mmのフリクションパッドです。

▲直径φ20mm
▲厚さ0.2mm

 ワッシャの要領で、薄いフリクションパッドを締結部に挟み込む事で締結力が上がり、緩みにくくなるので次のような効果が得られます!

(1)締結ボルト径のサイズダウン
スカラーロボットなどのように、回転モーション上にボルトでアーム、冶具等を固定する時、ボルト径を小さくすることができます。
(2)締結ボルトの本数ダウン
本数を少なくしても、締結力を維持出来るため、コンパクト化・コストダウンに貢献可能!

 モーション装置設計時にはディムコの超薄型フリクションパッドを是非ご検討下さい。

【関連記事】ディムコの超薄型フリクションパッド(1)

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