ディムコ製金属チューブは、継ぎ目のないタイプもあります

薄肉ステンレス圧延スリーブのディムコ、開発営業Gr.の富岡です。

2019年2月28日~3月1日に、東京ビッグサイトで開催された「第10回 国際二次電池展」のディムコブースへお立ち寄り頂きありがとうございます。
二次電池展では、「吸引・吸着スチールベルトコンベヤ」や、「ダブルスチールベルト ヒートプレスコンベヤ」をメインで展示しておりましたが、ディムコには、薄肉ステンレス圧延スリーブもあります。

ディムコの薄肉ステンレス圧延スリーブは、直径や必要長さによっては、一度溶接加工をするタイプの金属スリーブがあります。このタイプの圧延スリーブは、ステンレス鋼板を溶接加工し、円筒体(素管)を成形します。その溶接円筒体(素管)にフランジを成形し、ディムコ独自の圧延加工と熱処理等を行い、製品を完成させます。このタイプの金属スリーブは、下図のように熱処理とディムコの独自加工を行うことにより、母材部と溶接部が一体化(シームレス化)しています。


▲溶接円筒体(素管)と完成品(金属スリーブ)の溶接部組織を観察


また、直径や長さによっては、全く溶接加工を行わない、継ぎ目のないタイプの金属スリーブもあります。このタイプの圧延スリーブは、ステンレス鋼板をプレス加工しフランジを成形した後に、ディムコ独自の圧延加工等を行い、金属スリーブを完成させます。
製作金型や治具等により制限がありますが、様々なサイズに対応する事が可能ですので、
機械、装置等を設計される際に、是非、ご検討ください。

薄肉ステンレス圧延スリーブの試作品御見積は1本からでも承ります。
また、ディムコの製品に関するご相談、ご質問がある場合は、お問い合せフォーム、または、お電話(045-352-7888)、FAX(045-752-1717)にてお気軽にお問い合わせください。

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