金型としての要求品質を追求するベルト状モールド

スチールベルトのディムコ 開発の葵です。

プラスティック製品を造り出す多種多様の金型・モールド形態が存在する中、それがベルト状の金型・モールドであることがディムコの開発製品の特徴です。
従来からの方式である枚葉式の並行平板状の金型に対し、各業界からRoll To Roll式での連続成形に耐えうる薄肉金属ベルトを金型として使用する方式に熱い注目を頂いております。
今まで寄せられた金型としての要求品質としては次のようになります。

□形状安定性:Tgガラス転移点温度域で形状が安定していること 
□離型性:粘着性が高い樹脂においても型から剥離できること
□表面形状:鏡面/微細形状さらにシームレス円筒形状
□高温高圧:熱クリープ強度に優れ、初期寸法が変化しないこと
□低熱容量:型を急加熱または急冷却できること  

      

●ベルト状の微細パターンモールド


●表面形状プロファイルデータ


お客様の要求品質にお答えできるべく、ディムコではこれからもベルト状モールドの研究開発を進めていきます。

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