ディムコの溶接ベルトは鏡面研磨加工が可能

スチールベルト・溶接ベルト・金属スリーブのディムコ、開発室の富岡です。

フィルムやシートなどの表面に敏感な素材を扱う工程では、ベルトの表面状態が製品に直接影響を与えることもあると聞きます。今回はディムコの溶接ベルトに施される鏡面研磨加工について紹介いたします。

鏡面研磨加工とは、金属表面をナノレベルの粗さまで磨き上げることで、まるで鏡のような滑らかさと光沢を持たせる加工方法です。
エンドレスにするためエンド部を溶接する必要がある溶接ベルトは、どうしても溶接後、溶接線には細かな凹凸が発生します。ディムコではこの溶接部に鏡面研磨加工を施すことで以下のような効果が期待できます。
・溶接部の段差を軽減できる(目視では判別できないほどの仕上り)
・鏡面部を転写させることができる
・高透明、表面平滑性のある成形

鏡面研磨加工は、板状にも円筒状にも施すことが可能です。



溶接線の研磨例 左側は未研磨部 右側は鏡面研磨加工実施部

表面研磨している鏡面スリーブもご紹介します。
製品寸法と合わせ、表面粗さをメール或いは、お電話(045-352-7888)、FAX(045-752-1717)にて是非、お気軽にお問い合わせください。

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