記録、エビデンスの必要性

スチールベルト・ベルトコンベヤのディムコ、海外部の並木です。

先週、ディムコではISO 14001環境マネジメントシステムの内部監査が行われました。
いつものことですが、「あっ、しまった!」と思うのは記録です。実施したけど、書面に残してあったっけ?

私たちと、スチールベルトをお使いのお客様の関係では書類の一つに検査書があります。
スチールベルトを提供するとき、通常は検査書をつけません。お約束の仕様であることを確認しているからです。

しかし、お客様によっては検査書を必要とされる方がいます。その場合は、事前に検査書の書式を双方で決めます。私たちは、この段階でお客様にとって大事なこととは何かを深く知ることになります。
物を入手したときにはその品質の記録をメーカから貰う、ということです。
下の図は検査書項目の見出しの一例です。


スチールベルトの検査書の一例(一部省略)

この中には各項目の寸法公差を事前に決めたり、場合によっては数ある材質の中からそれらを取り決めします。
検査書は書式にもよりますが、多くの場合費用が発生します。また、書式の内容によっても費用は異なりますが、「これを明確にしたい」というご希望があるときには事前に是非ご相談ください。

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