ベルト蛇行防止装置(1)



—ディムコ公式ホームページ—


スチールベルトのディムコ、営業の太田です。

ベルトの蛇行防止には数々の方式があります。
そもそもベルトの種類がたくさんあり、どのアイテムを使用するか、どのような環境かにより迷うとこです。
今回は平ベルトの蛇行防止方法について述べてみます。

平ベルトで代表されるものに、樹脂ベルト、ゴムベルト、スチールベルトなどがあります。

まず、クラウン(曲率半径)が一般的です。プーリにクラウンを加工して蛇行を防止します。
樹脂ベルト、ゴムベルトの場合は、ベルト幅、ベルトの厚さによりプーリのクラウン高さは0.3から数ミリまで、適度の高さにしています。
スチールベルトの場合は極端に低く、ベルト幅が500mmでもクラウン高さはせいぜい200μm程度です。
曲率半径はなんと150mです。加工が大変ですね。しかし、必ずしも蛇行しないとは限りません。ここがスチールベルトの難しいところです。

クラウン方法(スチールベルトに限定)

次に行う方法がベルトの内側に桟をつける方法。
樹脂ベルトの場合は多くがこの方法です。駆動、従動のアライメント(平行度)をちゃんとすれば片寄り蛇行しません。
簡単ですね。ただ、この方法はがっちり強くテンションは張れません。ちょっとしたアライメントの狂い、フレームのねじれによって簡単に溝を乗り越えて逸脱してしまいます。樹脂ベルト、ゴムベルトは特に顕著です。
張れないということは搬送量がクラウン方式に比べて落ちることを意味します。
ベルトは張って使う物とはこのようなことです。
スチールベルトでも行います。スチールベルトの内側にゴムを接着します。
しかしこのゴム強度が万能ではありません。うっかりスラスト方向(軸方向)の力をかけ過ぎると、ゴムが剥離したりちぎれたりします。

内側桟貼付けでVガイド、Vロープとも呼ぶ

もう少し発展的に使うものが蛇行防止装置EPCです。
そのほとんどがベルトのエッジを検出してプーリを動かす方法です。
Webで蛇行防止装置を検索するとたくさんの方式がでてきますが、その多くはベルトの左右エッジの
張力を変えることで調整しています。

さて、蛇行防止方法は、主に室温ではクラウン方法、70、80℃までは内側に桟をつける方法、また、150℃まではシリコンゴムの桟でも耐久はあります。
しかし、150℃を超えるとテフロンベルトかスチールベルトの領域になります。
テフロンベルトも高温になるとその伸びで蛇行しやすく、止めることが難しいのです。

ここに、スチールベルトを専門とするディムコはスチールベルト用に蛇行防止を新たに開発しました。

高温の雰囲気、加熱用コンベヤで使うスチールベルトの場合は蛇行防止に苦労します。
スチールベルトの走行には必ず何らかの蛇行防止方法が必要です。
弊社では新しい蛇行制御(EPC:エッジポジションコントローラ)を開発し販売を開始しました。
高温、広幅に対応でき、ベルトが片寄らず確実に制御してズレないようにしました。

蛇行防止装置リーフレット

この装置を導入して頂ければ蛇行防止の心配は全く不要になります。
これからもEPCについては情報を発信して行きます。
次は、ベルト蛇行防止装置(2)をお伝えします。
ぜひご期待ください。

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