ステンレス製大径長尺スリーブ・エアロールなどの紹介

こんにちは、事業開発室の竹村です。

 弊社は今年(2011年)4月、東京ビッグサイトで開かれた「高機能フィルム展」に出展参加いたしましたので、その状況とその時展示した製品について紹介いたします。

 展示会は3月11日の東日本大震災後になったため、来場者数の減少が心配されました。国内からの来場者数は順調でしたが、海外からの来場者が大幅に減少したのは残念でした。

 弊社の展示品は、近年意欲的に開発に取り組んできた薄肉ステンレスの大径長尺スリーブ(ベルト)と、弾性ロールの商品名「エアロール」と、表面微細加工したスリーブが主なものでした。
 薄肉ステンレスの大径長尺スリーブ(ベルト)は、直径φ500、幅1500mm、板厚0.2mm、のシームレスで世界でも弊社でしか作れないものです。多くの企業に関心を持たれており徐々に実績も現れ、今後に大きな期待を持っている製品です。


中央台上に大径長尺スリーブ


「エアロール」は樹脂フィルム成膜用ロールとして開発したものです。多くの人に展示した「エアロール」に触れていただき、その感触を実体験していただきました。お客様からは弊社では考えの及ばなかった色々の使用方法を提案され、それぞれ対応させていただきましたのでその形式が増え、実績も上がっております。


回転実験装置上にのせたエアロール


表面微細加工したスリーブは「Roll to Roll」製法に対応するもので、海外企業でも具体的検討をされる所もあり、受注も増えてきました。


表面微細加工したスリーブを説明写真


以上いずれも、実製作に当たっては、お客様との細かい仕様のつめが重要であります。お気軽に連絡されることをお待ちしております。

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