動画:押し伸ばす、押し広げる、重ねてシートを圧着 連続生産のダブルベルトヒートプレス機

スチールベルトのディムコ、木曽川です。

毎年梅雨入り後は全国のどこかで豪雨による災害が発生しています。自分のところは大丈夫だろうと思いたくなりますが、確実にどこかで起きています。コロナ禍の今、例年にも増して日頃の災害への準備、心掛けが大切と日々感じています。

さて、ディムコにはお客様がご来社して頂いて、その場でテスト、実験が行えるデモ機を『デモンストレーションテスト機』として用意しています。
その中の一つとして、ダブルスチールベルトヒートプレスコンベヤがあります。
これは、スチールベルトコンベヤを上コンベヤ、下コンベヤとしてダブルに構成し、上下に置かれた回転するスチールベルトをヒートプレス、つまり加熱しながら加圧するという装置です。
又、今ではその直後に冷却を行う機構も備えています。
名称では、ヒートアフタークールと言うことになります。

ダブルスチールベルトプレス機 構造図
ダブルスチールベルトプレス機 構造図


樹脂などのワークに予熱をかけてガラス転移点又は軟化点直前まで十分熱したあと、本加熱エリアで更に加熱してガラス転移点を通過させ、と同時に荷重をかけて押し伸ばす、押し広げる、押しつぶすなどを行い厚さをコントロールします。
そして、厚みがコントロールされた後は、冷却ゾーンに入り、ガラス転移点以下に冷却、成形されて出てきます。
これら一連の工程がこの装置一台で行えます。

押し伸ばすことは、ワークの幅を変えず薄くする。
押し広げることは、ワークの幅を変え、かつ薄くする。
押しつぶすことは、連続していない単体もの、例えば粉体、顆粒、チップなどを連続ものに成形するなど。
色々な用途に応用できます。
今までの樹脂の実績でも、
PE、PP、PS、ABS、PET、PVC、PA類、POM、PC などの熱可塑性樹脂
PF、PU、PF、EP、SIなどの熱硬化性樹脂
など多くの樹脂の成形を試して頂き、その中から実機の納入に至っています。
下の動画は押し広げている動画の例です。ご覧ください。



加熱、加圧、延伸、圧延のダブルベルトプレス機 動画


ご検討されている方、まずは試作テストから始めてはいかがでしょうか。
テスト、試験のご来社が初めてでも、あるいは連続でお越し下さる場合でも、最初のテスト時の費用は大概の場合無償で行っています。お気軽にお問い合わせ下さい。
ご検討されている時に質問したい、又はテスト予約をしたいなどの場合のお問い合せにはフリーダイヤル0120-346-353があります。あるいは各種のお問い合わせ方法がありますのでぜひご利用下さい。

新型コロナウイルス感染拡大について、政府は19日、都道府県境をまたぐ移動の自粛要請を全面的に解除しました。しかし、まだまだ心配はつきものです。
ディムコではリモート会議、リモートテスト(LIVE)の体制も完備しています。
どうぞご利用ください。

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