知的財産とディムコ

佐久間です。

今日(11月30日)、「横浜知財みらい企業認定式」が横浜市内にて開催予定で、ディムコは連続で『横浜知財みらい企業』としての認定授与の栄誉にあずかることとなりました。

思えば、部品の基軸を置いて来た従来のビジネス体制からスチールベルトを搭載した装置のビジネスに大きく舵を切ったディムコでありました。しかし、その過程は特許を含む知的財産という大きな壁を何度も乗り越えての今があり、そして今後は尚一層の努力が求められる路線を選ぶこととなりました。

それらの知財はどこから生まれるのか、と申しますと、スチールベルトに求められる新しい先端分野からの技術課題解決のニーズにその源があります。

先日のブログでは、私は下の画像のフレキシブル・エレクトロニクスを支えるスチールベルトシステムの「三兄弟」の製品ラインアップについてご紹介致しました。


電子デバイスの製造プロセスを支えるスチールベルト


今回はここにもうひとつ加わります。

エレクトロニクスの回路、あるいはデバイス描画や印刷のための微細パターン転写技術などにスチールベルトはその工法をリーディングします。


薄肉金属スリーブに微細パターンを加工



ということで、スチールベルトの持つ特性は、今やエレクトロニクスを牽引し、そのプロセスを支える技術に寄与しています。そのように大きな期待のかかる分だけ、そこに知財創出のチャンスがあるというと言うと少しオーバーになるかも知れませんが、とにかく毎日毎日頂く新しいお問い合わせのアプリケーション対応に忙殺される程のディムコの営業と技術なのです。

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