二次電池 電極シートの検査搬送用途 ディムコの吸引・吸着スチールベルトコンベヤ

スチールベルトのディムコ、開発営業部の中田です。

今年5月に中国の深圳市で開催された中国国際電池技術交流展(China International Battery Fair CIBF 2018)へ視察してまいりました。
出展企業、展示会場も東京ビッグサイトのざっと倍以上あり、会場内にも活気があって中国のバッテリー市場規模の大きさ、それからその分野に投資を賭ける中国メーカの意気込みを感じることが出来ました。
展示されていた製造装置においても、日本の装置メーカが製造しているものと寸分たがわないものもあり、中国でも大半の装置が作れるまで技術力があがったのだと改めて実感しました。

さて、二次電池分野においてもディムコの吸引・吸着スチールベルトコンベヤが活躍できそうです。
中国で見たリチウムイオン二次電池電極シート検査装置では、カットした金属箔を吸引ベルトで搬送しながらライン上で画像検査を行うのですが、カットの際に発生した金属粉を除去するため、吸引ベルトで押さえて回転ブラシで除去するといった機構がありました。

ディムコの吸引・吸着スチールベルトコンベヤ・ベルトを採用すると以下のようなことが可能になります。
ⅰ、薄くて皺が入りやすい金属箔でも吸引跡をつけず皴の発生を抑制して高速で搬送できる
ⅱ、ワークを吸引している為、ワークが飛散せず、位置決めされた状態で高速搬送できる
ⅲ、 平坦性の高いベルトでワークを吸引している為、フラットな搬送面上で画像検査ができる
            
ご興味のある方は是非一度ご来社し、吸引・吸着スチールベルトコンベヤを使用してテストしてみてください。
お待ちしております。

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