スチールベルトのディムコ 深圳出張報告 第2弾
巨大な建造物が立ち並ぶ深圳の街
こんにちは。
スチールベルトのディムコ マーケティング営業部の月見里です。
今回はアルゼンチンでパスポートを無くし帰国できない小鳥遊に代わり、ブログを再度担当させていただくこととなりました。
ただ丁度いいことに、前回のブログで中国深圳で行われた工業展示会の記事を書いたところ、「どんな出張だったのかもっと教えて!」や「もっと今の中国や深圳のことを知りたい!」という意見を多くいただきました。
ということで今回はスチールベルトと直接関係はないのですが、深圳の記事第2弾を投稿したいと思います。
せっかく行ったのでこういう回もたまにはありですよね!
深圳工業展に出展したディムコブース
前回のブログを読んでない方の為にさらっと報告しておきますと、我々ディムコはスチールベルトの認知拡大を狙い、2026年3月31日~4月3日に開催された深圳の工業展に参加してきました。
その様子は2週間前に投稿したブログで詳細に語っていますので、そちらが気になった方はぜひご覧ください。
下記の画像をクリックするとそのブログに飛ぶことができます。
さて、今回は「番外編」ということでリクエストにあった深圳の街の雰囲気もお伝えしたいんですが、まずは深圳という街の成り立ちについて少しお話しておきましょう。
なぜ深圳の街は発展したのか?
今でこそ深圳は1,700万人を超える人々が暮らす大都市として知られていますが、かつては香港の北側に広がる小さな漁村にすぎず、人口も3万人前後の「田舎」という言葉が相応しいエリアでした。
しかし1980年、中国の改革開放政策のもとで「経済特区」に指定されたことをきっかけに、その運命は大きく変わります。
中国と言えば「社会主義」というイメージが強いと思いますが、その中国において、深圳は例外的に市場経済の仕組み、いわば「資本主義」的なルールが試される“実験都市”として位置づけられ、外国資本や技術が積極的に導入されました。
その結果、なんとわずか数十年で世界有数のハイテク都市へと急成長を遂げることになります。
夜の深圳の街
同時期には珠海や厦門、汕頭といった他の経済特区も設けられましたが、深圳は香港に隣接する地理的優位性を活かし、外資や人材を一気に取り込むことで突出した発展を遂げました。
そして深圳は、単なる「特区のひとつ」にとどまらず、中国の経済モデルそのものを変える象徴的な存在となっていきます。
そうです。 「深圳は社会主義が基本の中国で資本主義が上手くいった街」なんです。
なかなか面白いストーリーですよね!
初期の経済特区に選ばれた4つの地域(現在は海南と喀什を加えた6つ)
国際情勢を気にしない街 深圳
最近の国内ニュースを見ていると「日本と中国の関係は現在緊張状態にあり~」的な少しネガティブな言葉を耳にする機会が多かったと思いますが、展示会場でも街でも日本人だからといって特に邪険に扱われるようなことはありませんでした。
実は前回のブログでも登場した現地通訳のヨウさんと初めて面接をした際、「国際情勢の影響は深圳ではどうなんだい?」とストレートに伺ったことがあるのですが、「深圳では張り詰めた雰囲気は全然ないですよ~」と仰っていました。
「本当かな~?」と僕は内心疑ってめちゃビビっていましたが、本当にその通りでビックリしました。
経済特区になって以降、深圳の街の人々は外国人と接する機会が多く慣れているのかもしれないですね。
ヨウさん曰く「ビジネスが上手くいくなら誰とでも仲良くするのが深圳の人たちの特徴」と言っていましたが、「なるほどな!」と思いました。
ゴリゴリに「日本」という文字を出していた我々のブースでしたが、スチールベルトやコンベヤに興味を持ちたくさんの方が来てくれたのはこういった理由からかもしれないですね。
純粋に「良い製品だな」と感じてくれたのかもしれません。
ディムコブースに訪れたお客様にスチールベルトの説明をするヨウさん
悪質弁当屋 出没注意
両国間の情勢とはあまり関係ないですが、展示会場では日本の牛丼チェーン店「吉野家」を謳った全く吉野家とは関係ない弁当屋のスタッフが吉野家の名前を使ってチラシを配りまくってました。笑
笑っちゃいけないですね。吉野家からしたら堪ったもんじゃありません。
僕にしても吉野家の鬼おろしポン酢牛丼の敬虔な信者なので、それが食べられると喜んだのも束の間、メニュー表に並ぶ謎の料理一覧を見て奈落の底に突き落とされた気分でした。
展示会場には悪質な弁当屋が結構いて、頼んでいない弁当をブースに勝手に置いてこうとするんです。
そして後から勝手に置いた弁当代の請求をしに来るんですよ。
以前、別の会社の展示会を手伝っていたヨウさんは、そんな悪質な弁当屋が置いていった弁当(しかも腐っていた)を知らずに食べてしまいえらい目に遭ったとか。
そんな経験があってなのか、ヨウさんは次から次にディムコブースに訪れる悪質な弁当屋を卓球のラリーの練習のように全て的確かつ素早く軽やかに打ち返し撤退させてくれていました。
ヨウさん本当に謝謝!
これから海外の展示会に参加が決まっている、あるいは検討している企業の皆様、会場に蔓延る悪質な弁当屋にはご注意ください。
展示会で実際に配られていた全く吉野家のメニューがない偽吉野家のチラシ
深圳の街
では僕が撮影した写真と共に深圳の街のことも紹介していきましょう。
まずは初日、着陸間際の飛行機内で興奮し燥いでいた後ろの席の幼子よりも燥いで撮った深圳の街の景色をご覧ください。
この写真を見ると色合い的にちょっとどんよりしているので、「深圳って大気汚染がやばいんじゃないか!?」と心配になる人もいるかもしれませんね。
正直、出張中は天気に恵まれずよく分からなかったのですが、調べてみると深圳の大気質の状態は中国主要168都市の中では良い方らしいです。
重工業が少なく海が近いというのもあるのかもしれませんね。
ちなみに僕には大気汚染が深刻化している中国のある都市で長く生活をしていた友人がいるのですが、その友人は「日本に来て一番驚いたことは空が青いこと」と言っていました。
リアルな「煙突街のプペル」ですね…。
とりあえずこれらの写真を撮った日はたまたま天気的にどんよりしていたっぽいです。
深圳にもちゃんと晴れ渡る日があります。
それでは深圳の街をご覧ください。
画像はクリックすることで拡大することができますよ♪
次は深圳国際空港内です。
展示会場もそうでしたが、中国はなんでもスケールがデカいですね!
空港内にはマクドナルドやバーガーキング、またCAFFEや日本のラーメン屋などたくさんの飲食店があり、僕はもうお腹いっぱいです。
また、この深圳空港は地下鉄や高速バスへの乗り換えも容易なので、空港に隣接したホテルに泊まってしまえば無敵です。
ちなみに僕らはそのホテルに泊まりました。
荷物検査
下の画像は空港の入場ゲートで荷物検査を行っている場面の画像です。
驚きなのは、飛行機に乗らない空港にただ入場するだけの人も荷物検査を受けることです。
さすが中国、こういうところは結構シビアですよね。
ただ、入場ゲートで行われている荷物検査は主に爆発物のチェックをしているとのことで、飛行機に乗る前の荷物検査と比べると比較的緩いチェックです。
ちなみに展示会場でももちろん荷物検査があります。
深圳空港入場ゲートでの荷物検査
中国で使えないモバイルバッテリー
中国の独自規格「CCC」マークが付いた
モバイルバッテリー
荷物検査で思い出しましたが、今中国ではモバイルバッテリーの規制が厳しくなっています。
爆発の恐れがあるからですね。
「CCC」という中国独自の規格認証マークがないと没収されてしまうそうです。
最初は「China China China」の略かなと思ったんですが、どうやら「China Compulsory Certificate」の略で「中国強制認証制度」と呼ばれているらしいです。
この件を調べると、「現状は国際線は対象外で中国の国内線のみが規制対象」と出るんですが、僕はANAの便で帰国する際の荷物検査でがっつりモバイルバッテリーを調べられました。
実は深圳の出張前に僕は知り合いから「CCC認証マークが付いたモバイルバッテリーしか持ち込めないよ」と注意喚起されていたので事前に「CCC」認証マークが付いたモバイルバッテリーを購入していたんです。
しかし中国に入国する際には何の検査も注意もされなかったので「なんだよ、持ち込めるじゃんか!」と少しがっかりして不貞腐されてしょぼくれて嘆き悲しんでいたのですが、なぜか中国出国の際に検査員からモバイルバッテリーをめっちゃ調べられたので、その時はCCC認証マークを指差しモバイルバッテリーを検査員からドヤ顔で受け取りました。
そう、モバイルバッテリーを急遽購入した甲斐があったということです。
つまりはこの勝負、僕の勝ちということですね。
中国出張を予定されている皆様、日本からモバイルバッテリーを持ち込む際には十分お気をつけください。
ゴメンなさい
さて今回のブログですが、冒頭でお伝えした通り最初は深圳の様子を詳しく報告したいと思い意気込んでいたのですが、意気込み過ぎて画像をふんだんに使ったところ、ブログの表示速度の問題が出てきてしまいました。
ということで一旦ここいらで区切りを入れようかと思います。
楽しみにしていた方、全然深圳の街を紹介できておらず申し訳ございません。
まさか悪質な弁当屋とバッテリーの話にここまで花が咲くとは思いませんでした。
悪質な弁当屋め~!!
次回の僕の投稿では「深圳で乗った摩訶不思議なタクシー」、「深圳の道路事情」、「ヨウさんに紹介してもらったレストラン」の3本立てでお送りしたいと思います!
では、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のブログでまたお会いしましょう!
再见!!
※不完全な深圳報告ブログの罪滅ぼしに深圳のマクドナルドの画像を載せておきます♪
中国にあるマクドナルド 「麦当劳」でマクドナルドと読みます