印刷機材用スチールベルトとスリーブ

スチールベルトのディムコ、海外部の並木です。

先週9月11日~16日の間、東京ビッグサイトでIGAS 2015が開催されました。
IGAS(アイガス)は、International Graphic Arts Show「国際総合印刷機材展」の略で、ドイツのdrupa(ドルッパ)、アメリカのPRINT(プリント)、イギリスのIPEX(アイペックス)と並ぶ世界四大印刷機材展の一つです。

ディムコのスチールベルトや金属製スリーブは、各種印刷方式で活用されています。
レーザプリンタ・コピー機の定着部ではシームレススリーブが使用されています。
これは厚み30ミクロンのステンレス製スリーブで、これを使用することにより定着ロールの温度がすばやく上昇し、プリンタの立ち上がり時間が劇的に短縮され、スタートボタンを押すことが可能になりました。
               
インクジェット、シルク印刷機の印画工程では、吸引・吸着スチールベルトコンベヤが紙やフィルムを平坦に高速搬送します。

また、デジタル印刷機やオフセットでも、版胴やブランケットロールの表面スリーブとなり、新たな印刷環境や高度なスペックへの取り組みが進んでいます。


インクジェットによるバリアブル印刷の例

上の動画は高速印刷機の全体で、ハガキを吸引しながら高速でインクジェットのヘッドの下に送っているのが吸引・吸着スチールベルトコンベヤです。

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