吸引搬送コンベヤPART2 (近況のお知らせ)

スチールベルトのディムコ、技術部の寺尾です。

関東は残暑といえども、烈火のごとく日差しも強く、気温も高く、まだまだ熱中症には充分注意が必要です。こちらに来られる際は、皆さんも気を付けましょう。

さて、幾度かご紹介していますが、今回は吸引搬送コンベヤの近況を紹介します。
スチールベルトを搭載した吸引搬送コンベヤは、多くのお客様から引き合いを頂戴し、ご来社実験はお蔭様で目白押しの状態です。ありがたい限りです。

最近のニーズは、『シート表面の検査と表面への加工用途』が多いかと思います。
ご来社いただいたお客様の共通した狙いどころは『従来の製法よりも上下バタツキを少なくする必要性』があることの様です。
この1ヵ月程度で実機製作の見積りに進展した案件が複数件にもなっています。
お客様との共同実験では、吸引搬送時のスチールベルトの上下動バタツキは0.03mm~0.08mm程の結果が出て、一定の満足をしていただいた案件もありました。


スチールベルトの上下動バタツキ計測


ご興味のある方は、実際に実験して頂くことが可能な評価機がございますので、冷やかしでも構いませんから、是非、お問い合わせ下さい。
尚、この吸引搬送スチールベルトコンベヤは、薄膜フィルム成形、平滑面での検査、印刷などの工程でワークを安定させて連続的に行いたいなどの御用途をサポートすることを意識して開発しましたので、お役に立てられればと、お引き合いならびにご来社を心よりお待ちしております。

先般開催された高機能フィルム技術展でも吸引搬送コンベヤを多数の方に見ていただきました。


吸引搬送スチールベルトコンベヤの展示会でのデモンストレーション風景


また、その他にもステンレスベルトを応用した多数の製品をホームページに掲載しておりますので、早速のご検討、お問い合わせをお待ちしております。

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