樹脂の加熱プレス圧延加工 成形はダブルスチールベルトヒートプレス機で試験、試作

スチールベルトのディムコ、太田です。

日本の季節の移り変わりで、ここ横浜も本格的な夏になる前の梅雨になりました。梅雨もなくてはならない季節ですが、梅雨明け手前に降る豪雨の災害だけは来てほしくないものです。

さて、これから暑くなる夏に向けて、暑い(熱い)話しですが、しばらくお時間をください。
ディムコでは物を熱くして、柔らかくなったところで圧延して伸ばすダブルスチールベルトプレスコンベヤを販売しています。柔らかくして圧延といっても、鋼材では無く、樹脂の圧延です。
樹脂は柔らかくなるとかなり伸びるものです。温度は250℃まで上げられます。


ダブルスチールベルトプレスヒートコンベヤの原理図


一例として、直径10mm、長さ300mmの樹脂があったとします。長さ方向は伸ばさないとして、0.1mmの厚さで幅方向に伸ばしたとすると、何mmになるでしょう。


答えは、785mmです。
驚くほど伸びてくれます。下の動画は、クリーム状の樹脂をチューブから出して、ダブルスチールベルトプレスコンベヤで圧延しているときの様子です。


ダブルベルトプレス機での樹脂加熱圧延の様子


この時はスチールベルトにくっつかないように剥離用のフィルムに挟んでいます。
この他、ラミネート、積層加熱加圧、樹脂への繊維含浸など用途は様々です。
まずは簡単にテストして次のステップに進みたい、あるいは大げさなテストはまだいいので結果を早く見たい、などに好都合です。
ぜひご来社してテストしてみてください。ご来社による試験テストの場合、最初のテスト時の費用はほとんどの場合無償で行っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
お問い合せはフリーダイヤル0120-346-353です。あるいは各種のお問い合わせ方法があります。

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