キャスティング用途向けのスチールベルト

スチールベルトのディムコ、開発営業部の中田です。

ここ関東地方もやっと梅雨が明け、いよいよ本格的な夏を迎えました。御殿場などの山へ行けば蝉が鳴いていたりします。

さて、ディムコの鏡面スチールベルトは、フィルムのキャスティング用途としての使用実績があります。
フィルムの成形方法の一つに溶液流延法・溶媒キャスティング法と呼ばれるものがあります。
それは、樹脂材料を有機溶媒で溶かし込み、それを平滑なスチールベルト上に流し、溶媒を蒸発乾燥することにより最終的に薄膜のフィルムができあがるというものです。
圧力を加えずに成形できるため光学特性に優れ、膜厚精度の高いフィルムを製造する事ができます。


キャスティング用鏡面スチールベルト


光学用フィルムの他、OA用途向けのフィルム状の部材や電子デバイス用途向けのフィルム成形装置に、ディムコの超鏡面仕上げのスチールベルトが採用されております。
このような用途にスチールベルトを使用してみたいという方は是非お問い合わせ下さい。

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