ディムコの低慣性ロール

スチールベルトのディムコ 研究部 向坂です。

初夏の薫風で身も心も軽やかに過ごせる日々となりました。
日頃よりディムコ製品についてご関心をお寄せいただきありがとうございます。

今回はディムコの低慣性ロールを紹介します。

フィルム製造工程の搬送部で、フィルムのたるみを吸収する為に中間ロールを入れる場合があります。
張力への影響を極力少なくするにはロールの回転慣性と回転の機械的抵抗損失が少ないほど有利です。
ディムコの低慣性ロールは回転体に薄肉ニッケル電鋳チューブを用いて低慣性を実現し、この回転体を空気浮上させる構造で機械的抵抗損失を極小に抑えています。
受注生産品ですので直径と長さのご希望仕様をご提示いただき詳細仕様を決定します。


低慣性ロール(外観;φ100×1157L)


回転体(ニッケル電鋳チューブ)


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エアー浮上式低慣性ロールの紹介

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